シリーズでお伝えしている【手賀沼再発見!】
今回の再発見は、野鳥鑑賞のスポット「かわせみの池」です。
皆さん、これは何だかおわかりになるでしょうか?

塀の板に穴があいているんですが…
この塀は「鑑鳥台」といって、じゃませずに野鳥を鑑賞するために設置したものです。
ここに近づいて、そっと穴から覗いてみます。

双眼鏡で覗くと、このように「かわせみ」を発見!

ここは、「かわせみ」をはじめ様々な野鳥が集う野鳥鑑賞スポット
なんです。
こんなスポットが、城山聖地霊園のすぐそばにあるんです。
手賀の丘公園の中にある
「かわせみの池」という所です。
では、どうして手賀の丘公園の中に「かわせみ」がいるのでしょう?
手賀沼周辺で野鳥の写真を撮り続けている神原秀峯様にうかがってみました。
「もともと、ここではスッポンの養殖をしていたんですね。
スッポンの主食は小魚なんで、手賀沼で取れた小魚をこの池に
放流して餌にしていたんです。
事情があってスッポンの養殖は辞めてしまったのですが、
そのなごりもあって
小魚がこの池で繁殖したんです。
すると小魚が大好物のかわせみがやってきて、いつの間にか、
かわせみの住家になったんです。
それ以来、ここは「かわせみの池」と呼ばれるようになったんです」
なるほど!
全然知りませんでした。
こんなところで、かわせみを観ることができるなんて!
まさに、これも手賀沼 再発見!ですね。
【城山聖地霊園からのお知らせ】
ただいま、城山聖地霊園では「手賀沼の鳥、城山の鳥」写真展を開催中。
霊園内の休憩所に、さきほどの取材にお応えいただいた神原秀峯様が撮影した
手賀沼周辺に飛来する鳥たちの写真を展示しています。
ぜひお立ち寄りください。
神原秀峯さん
アマチュア写真家。
手賀沼周辺を中心に主に野鳥を撮り続けている
写真撮影サークル『写友「手賀沼の仲間達」』のメンバーです。